『機嫌のデザイン』という本を読んだ。
自分の機嫌は自分しか取れない。
浮き沈みをなくすために、平常心をデザインする。
この本の学び
私は『FuzzyGray』の他に『PopScone』というブログも運営している。
ポップスコーンの方では、映画や小説などのエンタメの感想や気付きをまとめている。
そして今回、『機嫌のデザイン』という本を読んだ。
この本の内容や学びはポップスコーンの方でまとめた。(下記参照)
ということで、当ブログでは、これを基に何を感じ、どう活かしていくかをまとめたい。
無秩序なメンタル
わたくし秩序の最近読んだ本。
1.機嫌のデザイン / 秋山道夫2.寂しい夜にはペンを持て / 古賀史健
3.嫌われる勇気 / 岸見一郎.古賀史健
4.幸せについて / 谷川俊太郎
5.心の荷物の手放し方 / 精神科医tomy
「ペンネーム秩序のくせにメンタル無秩序じゃねーか」
というツッコミはいいとして、最近のわたしはメンタルの安定を望んでいるのかもしれない。
メンタル安定ジャンルの本をたくさん読んだ中でどの本でも共通して語られることは、
「期待しないこと」「平常心でいること」「無理をしないこと」
の三点だった。
「時間は有限だ、命を燃やせ。」
という本も数多あるが、そういった本が我が家にやってこないのはそういうこと。
私はそっちのタイプじゃない。
自分を奮い立たせない
向上心があるわたしは今まで、「よし、やるぞ!」と自分を奮い立たせてきた。
自分に喝を入れ、モチベーションをあげて頬を叩き、やる気を出していた。
“努力”できない日もあるけれど、できる限り“努力”してきた。
まずは、そんな自分を否定することから始めたいと思う。
「違うよ、間違ってるよ」と本たちが教えてくれた。
自分を奮い立たせるのは、ジェットコースターの急上昇している状態。
その時は急激に昇ることができるし、上しか見えない。そして高揚感がある。
ただ、ピークに達した瞬間に急下降を始める。
遊園地というフィールドではその高低差が楽しいけれど、人生は浮き沈みが少ない方がいい。
人生は長い。気分の浮き沈みに自分の身を委ねては安定しない。
良い時も悪い時も変わらずにやる。
無理に自分を奮い立たせることなく、やるべきことはやる。
やりたいことなら、なおさらやる。ただそれだけ。
キーワードは平常心
そのためには、平常心でいること。
最高の気分も最低の気分も、適さない。
自分のメンタルを、手の届く通常運転の心の位置に留めること。
期待をすると失望するし、ピンチの後にはチャンスがある。
日常は常に70点でいることが大事。
100点を取るとそれが基準になるし、30点だと自暴自棄になる。
常にほんのり幸せで、ほんのり続いてるくらいがいい。
キーワードは平常心。いかに自分をコントロールできるかにかかっている。
最後はシンプル
現代人は頭の中が複雑になりすぎている。
有名人のこと、友達、パートナー。
常に何かを考えていて、荷物が多い。
素っ裸で何もできずに生まれた僕らは、自由という「無」に向かって荷物を背負い続ける旅に出る。
常に稼働しているベルトコンベアに乗る私たちは、動き続けないと振り落とされる。
立ち止まって現状を把握する余裕がなく、おかしいはずの今を疑問に思えない。
背負った荷物を手放せた人から、ベルトコンベアの錯覚を抜け出せる。
シンプルで始まった僕らは最後、シンプルに行き着くのではないだろうか。
余計なものをすべて手放して、身軽でいよう。
何にも縛られず、自分勝手に、自分を愛して、生きたいように生きる。
だからわたしはブログを書く。
書く理由は、書きたいから。
それくらいシンプルでいい。