好きこそ物の上手なれという言葉がある。
どんなに努力しても、純粋にその物事を好きな人には敵わない。
有名な言葉だが、このことを本当の意味で分かっていない人が多い。
好きこそ物の上手なれ
「好きこそ物の上手なれ」は芯をついている。
好きな人はやれと言われなくても、いやむしろやめろと言われてもやる。
理由は好きだから。シンプルゆえに最強。
多くの人が承知の事実だと思う。
それなのに「サッカー選手になりたい」「YouTuberになりたい」と言う人が絶えない。
夢を語る際、「~になりたい」と言う。
これは「好きになりたい」と同義で、叶いっこない。
ではどうするか。
好きを突きつめるほかない。
探究心、好奇心、研究心だ。
サッカーが楽しくて、探究していたら上手くなっていく。声がかかる。プロになる。
動画配信が好きで、配信していたらYouTuberと呼ばれるようになる。
「なる人」は、なりたい先行ではなく行動先行で動いている。
願望ではなく行動を語る
「~になりたい」と言った時点でその夢は遠ざかる。
「~になりたい」では、「~になる」という具体性がない。願望でしかない。
「YouTuberになりたい」ならば、「動画」を配信する。
「サッカー選手になりたい」ならば、「ボール」を蹴る。
「好きになりたい」ならば、「触れて」みる。「色んな角度」から見つめてみる。
そうやって、願望を押し出すのではなく具体的な行動まで深掘りすること。
そうしても夢が叶う保証はないけれど、そうしないと夢近付かない。