初めまして、秩序と申します。
今回は初めて、はてなブログのお題に乗っかって記事を書いてみようと思います。
お題は「わたしがブログを書く理由」
何気なくブログを続けているけれど、改めて“何のため”と聞かれると難しい。
ということで、改めて考えてみた。
わたしがブログを書く理由
結論から言うと「わたしがブログを書く理由」は
①アウトプットのためと②発信力を身に着けるためのふたつになる。
きっかけ
本題に入る前にまずはきっかけから。
私が中学生の時、母が乳がんになった。
発覚時、進行は進んでおり、5年生存率ゼロと診断された。
当時、思春期真っ只中だった私は、ひとりで病気と闘っている母に何もできなかったという後悔がある。
母は十分考えてくれてたし、仕方ない。と言ってくれるし、実際そうだったとも思う。
けれど、もっとできることがあったのではないかと考える日がある。
そんな母は闘病中、ブログを書いていた。
いきなり乳がんを宣告され、そこから勉強を始めた母は本やブログを読み漁る。
本の正しい知識も役に立つが、最も価値の高い情報はリアルタイムで闘病しているガン患者の生の声、即ちブログだった。
ブログに助けられた母も、ブログで自分の状況を発信していたことに後になって気付くのだが、そのブログには常に前向きな母の姿があった。
ブログ仲間も増えていったものの、亡くなる方も多かったという。
そんな母は10年経った今でも元気に生きているが、もうブログはやっていない。
当時はブログにしか本音を出せなかったのか、ブログですら本音を出していなかったのか。
いずれにせよブログというコンテンツ、そこに集う周りの人のおかげで母は今も生きている。
もとより書くことが好きだった私は、ブログへの恩返しという意味も込め、ブログ発信を始めた。
自分の感じたこと、経験談、好きなことを気持ちを込めて載せることで、誰かの目に留まるかもしれない、誰かの感情を動かせるかもしれない。
そんなブログの可能性を信じて、私はブログを書いている。
アウトプット
「わたしがブログを書く理由」ひとつめは、アウトプットのため。
上司に怒られた、映画を観た、こんな嬉しいことがあった、こんなニュースを見た…。
日々私たちはインプット過多になっている。
インプットとアウトプットの黄金比は3対7。
アウトプットは“話す”と“書く”のふたつしかなく、一人暮らしの私が手軽にアウトプットをするには書くしかない。
書くことでアウトプットが出来て、記憶に定着する。
それをブログにして発信することで、思考が整理されて考えがまとまる。
アウトプットの場が用意されていることで、伝える前提で物事に取り組むようになる。
映画を観る機会があると「記事にしてまとめよう」と思うし、新しい挑戦の際には「ブログに書くために沢山吸収しよう」と思う。
日常すべてがアウトプット前提のインプットになる。
だからあっちゃんは説明が上手いし、芸人の話は面白い。
すべてはアウトプットの場があるから。
自分の人生も面白いものにしたいがために、わたしはブログを書く。
発信力を身に着ける
「わたしがブログを書く理由」ふたつめは、発信力を身に着けるため。
私の尊敬する人はすべからく、書いている。
現鹿島アントラーズ監督の岩政大樹、お笑い芸人の若林正恭、バカリズム、YouTuberのトーマス、オタキングの岡田斗司夫。
あえて多ジャンルから選出したが、全員書いている。
私たちには輝いている部分しか見えないけれど、その裏ではひとり暗い部屋で書いている。
母の闘病生活を助け合ったブロガーさんもそう。
そこに大小はなく、少しでも誰かの気持ちを動かす文章が書けたらそれでいい。
自分の気持ち、感情、体験を自分だけでとどめるのではなく、誰かの目に留まる場にブログとして表現をする。
そんな些細な一歩を続けた先に明るい未来があると信じて、わたしはブログを書く。