FuzzyGrey

曖昧の中に真実を

学ぶプロット ~無知の知~

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私たちは日々、いろいろな情報を取り入れている。

家事の時間に見るYouTubemも、お昼休憩に読む漫画も、地下鉄に貼られている広告も、全てがインプットの対象だ。

情報過多な現代では、皆図らずもインプットをしている。

入れたら出さないと要領を超える。

インプットと違い、アウトプットは意識しないと為されない。

そう、私たちにはアウトプットが足りていない。

学ぶということ

「学ぶ」の語源を知っているだろうか。

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有名な話ではあるが、「学ぶ」の語源は「真似ぶ」と言われている。

学ぶ対象は何でもよく、とにかく無批判にすべてを受け入れることから学びは始まる。

学びの初期、真似する段階で自分の意見や考えを介入させればさせる程、学べるものが減るという。

無批判に受け入れると10学べたはずのものが、自分のプライドを2介入させると8しか学べない、と言った次第だ。

学ぶプロット

私が何かを学ぶ際に意識していることをまとめよう。

①目的意識

 →何のために⁇ 何故⁇

②インプット

 →無批判に受け入れる

③アウトプット

 →話す!! 書く!!

④行動に移す

 →実際に自分に落とし込む

この4つのサイクルを意識している。

目的意識

まずは目的意識を持つこと。

何のために学ぶのか、なぜ気になるのか。

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実際に学び始める前にこれを意識することで吸収力が違ってくる。

インプットの前に意識すること、そして学びの途中に再確認すること。

目的意識を軸に持って、迷子にならないように自分に取り入れる事。

忘れがちだけど、すごく大切。

インプット

目的意識をもって実際にインプットに取り掛かる。

先に書いたように、“無批判に受け入れること”が大切。

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故人の言葉にあやかると、こうなる。

自身の無知を知り、対象を信じてすべてを許容する。

そして、自身に取り込む。

気付くと自分が対象になっている。

まずはフラットな目線で取り掛かること。

全面的に肯定的な目で対象を見る事。

最初はなかなか難しいけど、意識することから始まる。

アウトプット

インプットしたらアウトプット。

インプットとアウトプットの黄金比は3:7。

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入れたら出さないと、溜まっていく一方。

アウトプットは話すor書くの2つしかないから、このどちらかでインプットしたことを自分なりに発散する工程が必要。

サイクルを回すという意識で。

 

ちなみに、「入れて出す」ではなく「出して入れる」が正解。

呼吸、売買、出入口、往復

この4つに共通するのは「出して入れる」こと。

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ものは捨ててから買わないと自然と増えていく。

今流行りのミニマリスト界隈では「ひとつ買ったらふたつ捨てる」がキーワードになっているが、それくらいの意識じゃないとものは増えていく。

“呼吸”を例にすると、吐いて吸う。

吐いて、吸って、吐いて…。“吸う”が“吐く”を超えることはない。

行動に移す

最後は行動に移す。

このフェーズが一番大切かもしれない。

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目的意識、イン、アウト。

ここまでは意識できても、なかなか行動には移せない。

理由は、行動は意識では変わらないからだと思ってる。

行動に移すには「行動をしよう」という決意ではなく、「行動をし始める」しかない。

頭ではなく、足を使うしかない。

出来るだけハードルを下げて、行動を始める。

それを作業興奮でやり続ける。これしかない。

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いくら本を読んでも、セミナーに行っても、人は簡単には変わらない。

実体験として経験して、自分で気付いたことしか腑に落ちない。

最後の仕上げにして一番ハードルが高い「行動に移す」

これを経ないと学びの効果は半減する。

小さく始める事から、実際にやってみよう。