運がいい人、悪い人。
これらの違いは思い込み、そして行動力。
運がいい人はとにかくなんでもチャレンジしている。
気になったことに飛び込んでみる。
そうやって運を意識的に動かしている。
運を動かす
運はどうやったら良くなるのか。
その答えは運を動かすことにあると思う。
何かを捨てる、何かを決める、とにかく何かしらの行動を起こす必要がある。
満を持して今年はスポーツをするぞ!と思ったらケガをしたり、
ダイエットするぞ!と決めた途端に友達に誘われ出したり、
何かの行動を起こすと、見える景色が変わり始める。
運が宿ったおもちゃ箱
ここで、運をおもちゃ箱に宿してみる。
物を捨てる、スマホを見る時間を捨てる、通勤時間を捨てる。
これらのように何かを捨てる行為というのは、おもちゃ箱からいらないおもちゃを捨てる行為。
いらないおもちゃを捨てると、その分新しいおもちゃが入る余裕が生まれる。
次に、何かを決める行為。
何かの行動を起こしたり、腹を決めることを指す。
これをおもちゃ箱に例えると、蓋を開けた状態でおもちゃをかき混ぜる行為に等しい。
蓋を開けた状態でおもちゃをかき混ぜると、おもちゃは飛び出したり、飛び出さずとも下にあったおもちゃが上に来るなどの変化が起きる。
今まで目に触れなかったおもちゃが出てきて再び使い始めたり、何年も使っていなかったガラクタが出てくるかもしれない。ずっと探していたおもちゃが出てくることもあるだろう。
かき混ぜると、滞っていた空気が動き出し、風通しが良くなる。
次に運動。
運を動かすと書いて運動。
適度な運動はセロトニンやテストステロンなど、人体に良いホルモンが活性化すると言われている。
これをおもちゃ箱に例えると、ふたを閉めた状態でシェイクする行為。
おもちゃは飛び出さずとも、中でシャッフルされる。
おもちゃ同士が干渉し合い、中では変化が起きている。
急に動かされたおもちゃたちは変化に戸惑う。
修正なのか試練なのか
「運が宿ったおもちゃ箱」で伝えたかったのは、“自らおもちゃ箱に変化を加える”ことの重要性。
何かを捨てたり、何かを決めたり、運動したり、意識を変えたり…
そうやって主体的に物事に変化を加えてやることで、確実に見える世界は変わる。
それも、思ってもいない方向に変わる。
筋トレを始めた途端に、風邪を引く。
洗車した次の日に雨が降る。
心を入れ替えたのに、会えなくなる。
「さあ、これでもまだやるほど本気かい?」という神様からの試練とみるか、
「そっちじゃないよ、戻っておいで」という神様からの助言とみるか。
おそらく、神様はどっちの意味も発している。
試練を越えていくほどの本気なら背中を押してくれるだろうし、助言に従って道に変えるならばその先に良い道は用意されている。
つまり、そのときに自分がどう感じるか。
あなたが感じたそれが、答えなのだと思う。
答えは自分が持っている。無意識はすべてを知っている。